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「ジョーカー(映画)」を無料で視聴できるVODサービス(動画配信サービス)をご紹介します。

「バットマン」の悪役ジョーカーの誕生する経緯を描いた作品。都会で大道芸人として暮らしていた孤独な男が、狂気的な悪の存在、ジョーカーに変貌していく……。

第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞受賞。

ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じています。ジョーカーと言えば「ダークナイト」のヒース・レジャー演じるジョーカーが強烈でしたけど、ホアキン・フェニックスのジョーカーも素晴らしいです。ストーリーはもちろん、それ以外にも注目すべきところが多い大推薦作品です。

本当の悪は笑顔の中にある

現在、「ジョーカー」を配信しているサービスはありません。配信が開始次第掲載いたします。

【ジョーカー(映画)】のネタバレ、感想

大ヒット、SNSでも賛辞の嵐なジョーカーですけど、個人的には、果たしてこれは"あのジョーカー"の物語なのか?ってのが率直な感想です。

まずバットマンの宿敵であるジョーカー誕生前の前日譚であるという大前提があって、そういう視線で劇場へと足を運んだわけです。予告編も素晴らしいし、ヴェネツィア映画祭で金獅子賞も受賞している。いやがおうにも期待値は高くなります。

犯罪都市「ゴッサム・シティ」において、最凶最悪、絶対悪の存在、他のヴィラン(悪役)を寄せ付けないカリスマ性と異常性を持つヴィランオブヴィランというべき存在「ジョーカー」。そのジョーカーがどうやって生まれたのか?

一般的な理屈でははかりしれない物語がそこにあるはず。そんな思いで観劇したわけです。だって、普通の悪ではありません。ジョーカーですから。何なら神だの超次元的な存在だのが介在して存在している可能性だって否定できないと思っていたわけです。

話題になっているホアキン・フェニックスの演技は超素晴らしいです。減量して望んだその体型も素晴らしい。

物語自体も素晴らしく、独りの男がより良い人生を追い求め、幸せを追い求め、かなわず、悪の存在へと変貌を遂げる様子が見事に描かれています。

感情移入できるという声が多くあることも理解できます。求めるものがかなわず挫折し、苦しみ悲しみが怒りに変わっていくということは誰の人生にも起こりえることだからです。

映画としては素晴らしい作品だなと思いつつも、でもこれってジョーカーの物語なのか?ってところに疑問符がついてしまったんですよね……。

ジョーカー誕生の前日譚じゃなかったら納得して普通にいい映画だったね。で終わったかもしれませんけど、ジョーカーが生まれた原因の物語となると、ジョーカーというキャラクターとそのキャラクターが生まれた背景としての主人公アーサー・フレックの物語に説得力がないような気がするんです。

簡潔に言うと、アーサー・フレックは悪い人じゃないんですよ。良い人なんです。良い人だけど色々あって怒りの感情に支配されていくわけです。ジョーカーってそんな風に誰もが共感できるようなトラウマだったり、感情だったりで誕生できちゃうものなの?って思っちゃったんですよね……。ジョーカーが他には存在しえない真のヴィランだと思っていたからこそなんですけど……。

その辺も含め、映画の内容を追いながら説明してみたいと思います。

ホアキン・フェニックス演じる主人公アーサー・フレックがジョーカーになっていく物語。

アーサー・フレックは極度の緊張状態で突然笑い出してしまうといった精神疾患を患っています。行政のカウンセリングを受け、処方薬を服用しながら、人を楽しませるピエロの仕事をしています。

母親に幼い頃から「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と言われ育ったため、コメディアンになることを夢見ています。

アーサー・フレックは母親と2人暮らし。貧しい暮らしですが、母親は時期市長のトーマス・ウェイン家に昔仕えていたことがあるらしく、親子を救ってくれるようトーマス・ウェインに手紙を送っています。富裕層の代表的存在として描かれるこのトーマス・ウェインはバットマンの父親。物語終盤に暴漢に殺されるシーンが映画「バットマン」でバットマンが幼い頃に両親が殺されるシーンへとつながります。

超善良なアーサー・フレックですが、仲間のせいで仕事を辞めさせられたり、行政にカウンセリングや薬の処方を打ち切りにされるなど、徐々に追い詰められていきます。

精神疾患による症状もより強くなり、妄想を抱くようになります。同じアパートに住むシングルマザー、ソフィーに思いを寄せ、妄想の中で愛し合う2人。でも実際にはただ同じアパートに住むというだけの関係です。

ある日、ピエロ姿で地下鉄乗車中に女性をからかう3人のビジネスマンに遭遇。発作で笑い出してしまいそのせいで3人から暴行を受けます。咄嗟に持っていた銃で2人を射殺。今までたまっていた憤りをすべて発散するかのように、車外に逃げるもう一人を執拗に追いかけ、玉がなくなるまで打ち込みます。

ピエロ姿の殺人犯ということでマスコミは大騒ぎとなりましたが、ビジネスマン達がトーマス・ウェインのところで働く富裕層に属する人間だったことから、市民達の間では、ピエロの殺人犯は英雄視されます。

コメディアンを目指すアーサーはネタ見せに舞台へ立ちますが、発作が出て思うように話せなかったり、話せたとしてもネタ自体が究極つまらなくてだだスベリ状態。

何もかも思うようにいかない。厳しすぎる現実に妄想の中に逃げ込んでいくアーサー。妄想の中ではシングルマザーのソフィーが優しくしてくれます。

そんな時、母親が入院。アーサーは、母親がトーマス・ウェイン宛にしたためた手紙を読んでしまいます。そこにはアーサーがトーマス・ウェインの子だと書かれていました。

真実を確かめるべくアーサーはトーマス・ウェインに会いに行きますが、それは事実ではなく、母ペニーが精神を病んでいたせいだと否定されます。

母が入院していたとされる精神病院へ行き、母のカルテを調べると、ウェインの息子ではないだけでなく、母ペニーの本当の息子でもないことが判明します。そして、母の交際相手によって虐待を受け、脳を損傷し、精神疾患を患ったことも判明しました。

トーマス・ウェインが言った通り、トーマス・ウェインと関係を持っているという妄想に取り付かれた母ペニーが、トーマス・ウェインに息子がいるという事実を見せ付けたいがために養子縁組されたのがアーサーだったのです。

この事実を知ったアーサーは母ペニーを殺し、仕事を辞めるきっかけとなった仲間も殺します。

アーサーが憧れていた番組「マレー・フランクリン・ショー」で、舞台でスベり倒すアーサーの様子が放送されます。つまらない若手コメディアンをあざ笑う目的で放送されたと思しきそのシーンが、視聴者の評判を呼び、アーサーは「マレー・フランクリン・ショー」へ出演することが決定します。

憧れの番組に出演することが決まり、何かしら爪痕を残したいと考え、当日のシュミレーションをしたり、ネタを考えていたアーサーでしたが、忌むべき過去を知り、母を殺し、ソフィーとの関係も妄想だということに気付き、失うものがなくなった無敵の人と化します。

ビジネスマン殺しの罪で追ってくる刑事たちから逃れ、「ジョーカー」として生まれ変わり番組に出演。ビジネスマン殺しを告白し、社会に対しての不満をぶちまけ、舞台でスベる自分を放送して笑い者にした司会者のマレーを射殺します。

街は富裕層や支配層に対して反乱するピエロマスクの暴徒たちで溢れています。アーサーが移送される警察の移送車が事故に合い、暴徒たちがアーサーの存在に気付き、アーサーを警察の手から救い出します。炎に包まれる街の中心で暴徒たちからあがめられるアーサー。ジョーカーの誕生です。

長くなりましたけど、これが映画「ジョーカー」の大まかな流れ。

要するに最初は虐待きっかけです。養子に対する虐待。それによって脳に障害が生じ、精神的な疾患を追ったことがアーサーの悲運な人生のはじまり。それでもアーサーは母親思いの善良な市民として生きていきますが、精神疾患による失敗など、人生が思うようにいかず徐々に鬱憤がたまってきます。すべてが悪い方に転がり、自分の力ではどうしようもなくなって最終的にはじけてしまったわけです。

アーサーに同情する気持ちもわかりますし、アーサーが怒りに染まる気持ちも理解できます。でも、個人的にはバットマンのジョーカーって一般の私たちが理解できるような、感情移入できるような存在でいいのかな?という気持ちがそもそもあったわけです。

「現代社会ではいつジョーカーが生まれてもおかしくない」とか、「自分はジョーカーになりえたかもしれない」といった感想を述べている人を見ますけど、確かにこの映画のジョーカーであればいつ生まれてもおかしくないですし、個人的に感情移入できる部分もたくさんあります。でも、バットマンのジョーカーって唯一無二の超絶ヴィランですよ。

悪を悪とも思っていないジョーカーの常人には理解できない思考を持つにいたった経緯が見たかったのです。それは復讐とか怒りとかの誰しも理解できるような感情ではないだろうなと思っていたわけです。

アーサーの物語は感情移入できちゃいます。こんな風な生い立ちだったらこうなるのが理解できちゃいます。でもこれって現実世界にも存在するいわゆる「無敵の人」と呼ばれる失うものが何もなく、犯罪を犯してしまう人と同じ。バットマンのジョーカーとは根本的に違うと感じてしまったわけです。

アーサーのジョーカーには怖さは感じません。キャッチコピーの「本当の悪は笑顔の中にある」とはちょっと違う気がするんですよ。笑顔の中に感じるのはむしろ悲壮感です。

最初に申し上げたとおり、この映画を「ジョーカー」ではなく、アーサーの物語として観たら何も引っかかることなく良い映画でしたで終わったはずです。ジョーカーが生まれた背景という視点で見ると、色々と腑に落ちない。この物語はジョーカーである必要があったのかな?と感じてしまったわけです。

ジョーカーに対して、常人では理解できない存在というイメージが強かったからこそ感じたことだと思います。

アーサー・フレックが生きるゴッサム・シティは貧富の差が激しく、一般市民である貧困層と富裕層の間に大きな格差が生じ、貧困層は富裕層に対するストレスを抱えて生きています。日本も含め、世界的に格差が広がっているといわれる現代において、この物語が広く受け入れられた理由は理解できます。

そんな世界で望まれるべくして登場したのが、富裕層を攻撃し、自分達のストレスを解消してくれる存在ジョーカー。ジョーカーとはストレス社会にあえいでいた人々の思いを具現化した存在。

そういう意味では合っていると思うんですけど、デヴィット・リンチの傑作「ツイン・ピークス」で描かれたような、常人には理解できない超次元的な絶対悪が存在し、覚醒、世に登場するまでの物語なんかを期待していた自分としては、普通に善良な人がダークサイドに落ちていくお話ということで、ジョーカー誕生の物語としてはちょっと違和感を感じてしまったわけです。

【ジョーカー(映画)】あらすじ

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる「悪のカリスマ」ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の真実が明かされる!(出典:公式サイト

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本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

劇場公開情報は公式サイトで

「ジョーカー(映画)」の詳細情報

キャスト
スタッフ
その他のデータ
  • 公開:2019年
  • 配給:ワーナーブラザーズ
  • R15+
  • ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞

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