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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(映画)」のネタバレ!感想!無料で視聴できるVODサービス(動画配信サービス)をご紹介します。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)」(略称:ワンハリ)は、ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督の第9回目の監督作品。

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演。

1960年代が舞台。1969年に実際に起きたシャロン・テート殺害事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品です。

シャロン・テート殺害事件とは、ロマン・ポランスキー監督の妻だった女優のシャロン・テートが、狂信的カルト集団のチャールズ・マンソンファミリーに自宅で惨殺された事件。殺害された当時彼女は妊娠8ヶ月でした。シャロンの前の住人を狙った人違い殺人だったとも言われています。

細かい時代考証と設定に定評のあるタランティーノが、5年の歳月をかけて書き上げた作品。ラブ&ピースなヒッピー、サイケデリックカルチャーなど、ファッション、音楽、テレビ、映画、1960年代のアメリカ、ロサンジェルスの魅力がいっぱいの作品です。

現在、「ワンハリ」を配信しているサービスはありません。配信が開始次第掲載いたします。

【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(ワンハリ)】のネタバレ、感想

クエンティン・タランティーノの大好きなものすべてを詰め込んだ物語。

60年代の実在する人物や、実際にあったシャロン・テート事件、映画、テレビなどが盛りだくさん。すべてのネタ元を探すのも面白い。観終わったあとあとまで楽しめる作品となっています。

感想はと言えば、とにもかくにも、主演の2人、レオ様とブラピがかっこよすぎ。とにかくかっこいい。何だあれ?それだけで十分満足。

ミラクルと言われるラストは賛否両論あると思いますが、タランティーノが好きなことをやりきった感は伝わってくるし、内容どうこうよりもそれを感じただけでも満足かなって気分になってくるから不思議。

タイトルの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は「むかしむかし、ハリウッドで」という、おとぎ話の定番導入文句。おとぎ話とは、「昔話(事実かどうかわからない)」、「伝説(少しは事実かもしれない)」、「世間話(事実である)」などの民話、口承文芸のことをさすらしいです。つまり、事実かもしれないし事実じゃないかもしれない物語。タランティーノの思い出をふまえ、タランティーノがこうなって欲しいと願った60年代ハリウッドの物語と考えるととってもしっくりくる映画だと思います。

落ち目のハリウッドスター、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼の専属スタントマン、クリフ・ブース(ブラット・ピット)の物語。

リック・ダルトン家の隣りには、人気映画監督のロマン・ポランスキーとその妻シャロン・テートが住んでいます。

カウンター・カルチャーやヒッピー・ムーブメントから、暗い世相を投影したアメリカン・ニューシネマが台頭しはじめ、古き良きハリウッド映画は衰退の一途をたどりはじめていた1960年代後半。一世を風靡したスター、リック・ダルトンの栄光も過去のものとなり、いまや新しい若手俳優を盛り上げるための悪役やゲスト出演が主の脇役俳優になってしまいました。

そんな彼を支えるスタントマンのクリフ・ブース。落ちぶれた現実を悲観するリック・ダルトンをそばで励まし続けます。

落ちぶれていく2人とは対照的に、人気沸騰中でキラキラしたスター生活を謳歌するロマン・ポランスキーとシャロン・テート。ハリウッドの明暗が描かれます。

リックはイタリアでブームとなっていた西部劇「マカロニ・ウエスタン」への出演を打診されますが都落ちのイメージが払拭できず、ますます悲観に暮れます。

クリフの励まし、支えがあって、ようやくイタリア行きを決意するリックは、イタリアの西部劇で活躍。大金を稼いでアメリカへ帰国。アメリカではすでに自分の需要はないことを知っているリックは、イタリアで稼ぐだけ稼いで引っ越ししてのんびり過ごすことに決めていました。

そうなるとクリフを専属スタントマンとして雇い続けることはできません。アメリカへ戻った夜、それは2人の別れの夜でした。明日になったら2人は別々の人生を送ります。

そんな夜に、チャールズ・マンソンファミリーが、ロマン・ポランスキー、シャロンテート宅を襲撃にやってきます。車の音がうるさかったことから酔ったリックに注意されます。ターゲットだったロマン・ポランスキー宅の隣りが幼い頃から見ていたスター、リック・ダルトンの家ということを知ったマンソンファミリーは、【自分達に殺しを教えてくれたのは昔テレビで人を殺しまくっていたハリウッドスター達だ。だから、殺しを教えてくれた連中に殺しを教えてやろう】などとめちゃくちゃなことを言い出し、急遽襲撃ターゲットをリック・ダルトン宅にします。

リックとクリフ。2人の最後の夜。

マンソンファミリーの3人が襲撃してきますが、リックとクリフに完膚なきまでに返り討ちに合います。ナイフで刺されたクリフは救急車で運ばれますが、自分を守って怪我をしたクリフをリックは抱きしめ、また明日会うことを約束します。

ワンハリの中ではスタントマンらしい活躍が描かれなかったクリフは、マンソンファミリーの襲撃からリックを守ることでようやくリックのスタントマンとして活躍することができました。そして、それによってその夜が2人の最後の夜ではなくなったのでした。

史実では、チャールズ・マンソン率いるカルト集団に人違い殺人で惨殺されてしまうシャロン・テート。シャロン・テート事件はハリウッドに暗い影を落とします。

ワンハリではチャールズ・マンソンファミリーは、リックとクリフに殺され、シャロン・テートは助かります。

クリフの救急車を見送ったリックは、騒ぎを聞きつけたシャロンとはじめて会話します。過去の名優リック・ダルトンが隣人だということを知ったシャロンは、興奮し敬意を込めてリックを家に招待します。シャロンを助けたリック。リックを称えることで今がどうあれリックの功績がハリウッドにとってかけがえのないものだということを示してくれたシャロン。ハリウッドの明暗として描かれていた2人が一つに交わる瞬間です。

おとぎの世界に迷い込んだような音楽が流れ、「Once Upon a Time in Hollywood」のタイトルが現れて映画が終わります。

このラストの音楽とタイトルがとても素晴らしかった。

シャロン・テート事件にディカプリオとブラピの2人が絡んで奇跡を起こす。的な事前情報は知っていました。ただ、シャロン・テートを助けちゃう方向ではないと予想していたんですよね。そこはさすがに史実通りシャロン・テートは助からずに、何かしら2人が事件に絡んでミラクルを起こす。助けちゃうのは何だか安易だし興醒めしちゃう気がしていたんです。

なので、ターゲットがリック達になって返り討ちにしちゃうところは唖然としました。まじか?助けちゃうんだ。と。でも、そこはタランティーノ。もう一段上の世界観を見せてくれました。

それまでのカーラジオから聞こえる音楽やレコードプレーヤーで再生される音楽といった現実に即した音楽から一変して幻想的な音楽が流れ、タイトルクレジットが表示されます。「むかし、むかし、ハリウッドで……。」

ああ、これはおとぎ話なんだ。とすべてが腑に落ちて納得しちゃうんです。史実とかそういうのはどうでもいいことなんです。だってこれは映画ですもの。

何ですか?あの感じ。タランティーノ再構築版の史実に沿ったリアルな60年代の映画を観ていたつもりが、いつの間にか夢の世界に迷い込んでしまったような感じ。クリフ同様にLSDでトリップして夢と現実が入り混じったようなフワフワした不思議な感覚で映画が終わります。終わってこんな気分になるとは思わなかった。さすがの一言でした。

ワンハリのストーリーの流れはこんな感じ。

あとは登場人物やエピソードは、実在する人物など元ネタが存在するので、それらを知っておくことでより楽しめる作品だと思います。そういう目線で何度でも楽しめると思いますよ。

簡単にご紹介すると、まずはディカプリオ演じるリック・ダルトンは、俳優のバート・レイノルズとそのスタントマンだったハル・ニーダムが元ネタだと思われます。

バート・レイノルズはアメフト選手出身の俳優で、たくましい肉体にヒゲが似合うタフガイとして人気でした。本作にも元スタントマン役として出演予定でしたが、2018年9月に逝去したため、代役として長年の友人だったブルース・ダーンがキャスティングされました。

ハル・ニーダムはのちに映画監督となる1960年代のトップスタントマン。実際にバート・レイノルズのスタントもつとめており、レイノルズのアドバイスで監督業を開始、1981年の「キャノンボール」などを監督しました。

ブラピ演じるクリフに妻殺しの疑惑があると語られるシーンがありますけど、これは1981年に女優ナタリー・ウッドがボートから転落して溺死した事件が元ネタと思われます。ナタリー・ウッドは「ウエストサイド物語」や「理由なき反抗」に出演していた女優さん。事故なのか殺人なのかは謎に包まれ、ハリウッドのミステリーとなっていましたが、2018年に事件当時の新証言などが出たことから捜査を再開。元夫で俳優のロバート・ワグナーを重要参考人としたようです。

シャロン・テート殺害事件の犯人でもあるチャールズ・マンソンとそのファミリーは、ロマン・ポランスキー宅の前の住人テリーを殺す目的で押し入り、人違いでシャロン・テートを殺害したと言われています。ワンハリの中では、チャールズ・マンソンが独りでポランスキー宅を訪れ、スティーヴ・マックィーンも担当していたトップスタイリストのジェイ・セブリング(エミール・ハーシュ)から、テリーはもうここには住んでいないと告げられるシーンがあります。

チャールズ・マンソンが殺害しようとしたテリーとは、ビーチ・ボーイズの音楽プロデューサーとして有名なテリー・メルチャーのこと。ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンが一時期チャールズ・マンソンと関係があったようで、音楽デビューを目論んでいたマンソンにデニスがテリー・メルチャーを引き合わせたことがあるそうです。

音楽デビューがなくなったことを逆恨みし、テリーが住んでいたシエロ通り10050番地を襲撃しますが、すでにテリーは引っ越したあとで、そこには「ローズマリーの赤ちゃん」を撮って巨匠の仲間入りを果たしたロマン・ポランスキーと妻のシャロン・テートが住んでいました。襲撃時ポランスキーは撮影でロンドンにいました。

あと特筆すべきは、エンドロール途中で登場するリック・ダルトンのタバコのCM撮影風景。タバコの銘柄はタランティーノ作品ではお馴染み架空のたばこ「Red Apple」。パルプ・フィクション、フォー・ルームス、キルビルなど、何度も登場しています。

観る度に色々発見があるのはいつも通りのタランティーノワールド。60年代のリアルな葛藤を描き、現実に起きた超悲劇を題材にしたからこそ、ラストのファンタジーがより鮮やかに胸に迫ってきます。タランティーノが夢見たあの結末。観る者を魅了する心地良いファンタジー。いつまでも心に残ります。傑作ですね。

【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(映画)】あらすじ

リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)はピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。この二人の関係は、ビジネスでもプライベートでもまさにパーフェクト。しかし、時代は徐々に彼らを必要としなくなっていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。落ちぶれつつある二人とは対照的な輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが。

そして、1969年8月9日。それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。 (出典:公式サイト

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本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

劇場公開情報は公式サイトで

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(映画)」の詳細情報

キャスト
スタッフ
その他のデータ
  • 公開:2019年
  • 配給:コロンビア映画、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • 上映時間:161分

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